5/17/2013

和傘オブジェ

仕事先で空いた時間ができたから、コンデジ片手に倉敷へ。

着いて早々、高級カメラを三脚立てて通りいっぱいに所狭しと並んだ人人人。

想像通りの期待を裏切らないJaponesque.

-Kurashiki, Okayama, Japan.


5/16/2013

雲の導火線

パチパチパチと音を立てながら火花が散るような日の出。

The cloud was aglow with the morning sun.






5/15/2013

「自然発生的語彙集①」


偶発的プロトタイプ
折衷ヒエラルキー
高架下プロパガンダ
革新的アイロニー

河川敷アノマロカリス
活断層ガチャポン
婚約指輪キャノン
日比谷公園ヨーレイヒー

叙述的パイオニア
終末アンチテーゼ
行進ワルツ

イチニッサンオイッチニッサン

秘密主義腸チフス

かしこ。

-Ayatorihashi, Ishikawa, Japan.

5/14/2013

夏日

寝不足の体には刺激が強過ぎる日射しだ。

-Santiago de Compostela, Spain.

5/13/2013

目眩と月のBar

Vertigoの意味を知らなかったので調べたら、存外小洒落た名前だった。

高度感は、同じくバンコクにある世界一高いバーSiroccoには負けてしまうけれど、
このバーの落ち着いた雰囲気が好き。アップルマティーニも美味しかった。

-Vertigo and Moon Bar, Bangkok, Thai.

5/12/2013

ユキモチソウ

植物名は合っていたけれど、撮影した場所が高知なのに徳島だと思っていたパターン。

こういうことがあると、彼を見習って、ちゃんと写真の整理をしないといけないなぁと思う。

絶滅危惧種に指定されているサトイモ科テンナンショウ属。

後々思い出したのだけれど、クマガイソウは、もしかしたら自生ではないかもしれない。
公道に面した林に生えていて、歩いてすぐの場所に民家があったので、もしかしたら
・・・雰囲気的に植物を植えているような場所ではなかったけれど(むにゃむにゃ)。

ユキモチソウは山道を通ったときに、林床の中に群生していたものだったので、
自生で間違いないと思う。

人気無い山道の中、両脇の林から丸っこい白いのがぽんぽん現れる光景を、また見てみたい。

そして新鮮な土佐ガツオをまた食べたい。

-Yukimochisou (Arisaema sikokianum ), Kouchi, Japan.

5/11/2013

クマガイソウ

アツモリソウだと記憶していたのだけれど、調べてみたらクマガイソウだった。
絶滅危惧種として指定されており、自生しているのを見るのは稀。

高山植物は登れば見られるけれど、里山等に自生している山野草は、
狙いに行って撮れるわけではないので(ポイントの情報がない)、レベルが高いと思う。

事実、自生しているクマガイソウを見たのは、この一度きりだ。

今が花の盛りだそうです。

-Kumagaisou (Cypripedium japonicum), Tokushima, Japan.

5/10/2013

ゲーンジュートタオフーサイムーサップ

辛いものが苦手な日本人におススメしたいタイ料理、豆腐と豚挽き肉入り澄まし汁。

全くもって辛くないし、日本人好みの味だと思う。
私はパクチーは控えめで春雨と卵豆腐が入っているものが好き。

この料理に限らず、同じ料理でも屋台によって味も具も違うのは勿論のこと、
同じ屋台でさえ作る人が違うと、そんな感じなので、なんというか冒険心を擽られる。

日本で作るときには、タイで売っているポークコンソメが必需品(日本では見たことがない)。

This is Thai food (soup with pork and tofu).
It's delicious and not spicy.



5/09/2013

東の横綱


東の横綱と言っても、相撲のことではない。
世には「露天風呂番付」という不思議な番付があって、
東の横綱(東日本代表)・宝川温泉、
西の横綱(西日本代表)・湯原温泉「砂湯」ということになっている。

砂湯は、今年に入ってから、その手前の温泉地までは行ったけれど、
ちょうど清掃の時間帯にあたってしまったのと、やけに開放的な混浴露天だったので、
一人で行くのは躊躇われて断念した。機会があれば、いつかは行きたいね。

宝川温泉の景色の良さ、泉質の良さ、そしてセンスの無さは群を抜いている。

-Takaragawa hot spring, gunma, Japan


5/08/2013

忙しい日

海外や山に想いを馳せるのも大概にしなさいよ、と言いたくなる日もある。

ブログの最初の記事で、タイの温泉で撮ったトンボの写真があるのだけれど、
そんなんじゃ全然温泉の様子が分からないじゃない、と自らツッコミ、追加。

右は温泉で、左は浅く流れも緩い川。何故かロシア人が多かった気がする。
身体が温まった後に入る川は、初めは冷た過ぎて躊躇する位だけれど、慣れると気持ち良い。

日本とも縁がある土地で、面白い歴史的経緯がある場所なのだけれど割愛。

This is a picture of Kanchanaburi, Thai, Hindad hot spring.

5/07/2013

山登りも旅も初心者

「色々な場所行っているね」、「一人で高い山登っているってすごいね」と周りに言われるけれど、
国内で長期の一人旅をしたのも山に登るようになったのも一昨年からだし、
海外に長期で一人旅をした経験もないビギナーである(今年夏にトルコに行くのが初になる)。

ブログのタイトルに「バックパッカー」という言葉を入れるのも
躊躇うほどだったけれど(今でも正直恥ずかしい)、自分への期待を込めて(?)決めた。

写真は、一人での初トランジットin上海(約6時間)の着陸前。

空港から出て電車に乗って観光地に行き逆ルートで空港に戻っただけなのにね。

でも、空港に降りて、時計の針を戻すのにさえドキドキするほどだった。

This is picture from the plane in Shanghai.





5/06/2013

母国が好き

ふと思いついて、日本地図を見ながら、自分が行ったことのない場所をリストアップしてみた。

茨城、滋賀、鳥取、島根、広島、山口、福岡、佐賀、長崎、宮崎、沖縄以外は行ったことがあるはず。

長距離バスで通過したような土地は行ったことないとジャッジ。たとえ滞在時間は数時間でも、思い出があるような場所は、行ったとカウントしてみた。

世界一周をしたいとは積極的には思わない。けれども、日本は私の母国だから、できれば全都道府県に一度は足を踏み入れたいと思っている。

四季があって、生物種が多様で、温泉がたくさんあって、食べ物が美味しい。

この国が、私はとてもとても好き。

-Kenroku-en Garden, Kanazawa, Japan.



5/05/2013

ドイツでのトランジット

人に連れられて降り立ったドイツの街並み。

トランジットという言葉も知らなければ、
チケットに印字された時刻が、現地時刻を示すのかさえ半信半疑だった頃。

街の名前も知らず、ただ目新しいものに釣られるようにカメラを向けた時間は、
自分が世界に開かれていることを知った時間でもあった。

-Hauptbahnhof, Germany




5/04/2013

五次元空間

私にとっての、マレーシアのペナン島を一言で言うなら、「五次元空間」だ。
道を曲がると、まるで時代が違うような、国まで違うような錯覚に陥る。
左を見ればモスク様式の建築物、右を見れば中国寺、暫し歩けばインド寺も近い。
ビルマ寺とタイ寺だって、仲良く真正面に佇んでいる。
そして驚くべきは、○○系マレー人の多さ。彼らは確かにそこで生活している!
茹だるような暑さの中、一体、自分は今、どこにいるのだろうと何度も頭を振った。
一つの場所に降り立って、世界の広さを一番感じた場所だった。

-Penang, Malaysia



5/03/2013

「熱帯夜」

熱風と共に
溶けていく熱
融けない熱

四肢に滞る熱に震え
飛び跳ねる肢体

括れに嵌る指に
屠られる寸前の熱は粘度を増す

律動と鼓動の錯綜の末
渇き切った唇に浮かぶ悦楽と共に
狭間に散る熱の雫

舌先の熱は
度重なる香草に焼かれ
ネオンの熱は
夜風が攫えない固まりの熱と化した

熱源すら知らず
ただ踊り狂うだけ

-Nana Plaza, Bangkok, Thai




5/02/2013

4608km先の恋人

私には愛しい恋人がいます。
海を越えて4608km先に貴方がいます。

I have my pleasure.
Over the sea, he is about 4608 kilometers away from me.



5/01/2013

立ち位置

職業にならない限り、旅も山登りも道楽(遊び)だ。

旅をしても山登りをしても、社会的責任は果たせないし、儲かることもない。

どんなに立ちはだかる山が険しく命の危機を感じても、
どんなに異国の地で一人佇む心細さを覚えても、
それは私がしたくて、していることなのだ。

山登りをする人は、マゾヒストだという人がいる。

高いお金を払って山まで行き(私は車の免許がないから専ら公共交通手段で行く)、
汗だくになって登り、悴んだ手を震わせながらテントを張り、
最低限の食糧で腹を満たし、貴重な水を零さないように移動用のボトルに移す。

異国の一人旅、だと言えば、聞こえは良いかもしれない。

でも、それは単なる観光の一形態だ。
宿を決め、観光地を周り、物珍しい物を食べ、お土産を買う。

それなのに、私は止めることができない。

私にとって、それが「どれだけ自分の人生になくてはならないものか」は、
きっと私だけしか分からない。
「そう」決めつけたのが、私自身だから。

This picture is Mt. Kitadake (the second highest mountain in Japan).